【ド】ゾンビものだからって観ないと損する！世紀末人間ドラマ、ウォーキング・デッドの巻

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いや。分かります。嫌いなモノって誰にでもありますもんね。
私もここだけの話、ニンジンが嫌いでした。
土のニオイと微妙な甘さ。
亡くなった祖母がよく作っていた、煮物に入ったニンジンが私は嫌いでした。

でもね、最近気付いたんです。
ヨメが作ってくれるニンジンの炒め物。
ごま油で炒めてるだけなんだけど、これが結構うまい。
素材は同じでも、どう調理するかで料理は決まるものです。

ゾンビものも同じ。
どう調理するかで、
バイオハザードみたいにゾンビ相手に派手に戦うアクションモノになるか
ウォーキング・デッドみたいに人間の心理を描いたドラマになるか
全然変わってくるものです。

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文明が崩壊した世界を舞台に繰り広げられる人間ドラマ

ストーリーは主人公のリックが、病院で目覚めるところからはじまります。
リックは保安官として犯人を追い詰めたところで、銃弾に倒れました。
しかし、目が覚めた病院には、医師はおろか、生きた人間は一人もいません。
リックが目にしたのは、人間の営みが途絶え、
生者のかわりに死者が町をうろつく、変わり果てた世界だったのです。

文明は崩壊し、死んだ人間はゾンビ(＝ウォーカー)になっていく。
主人公のリックは仲間を集めながら、限られた食料や水、安全な土地をめぐって
さまざまなドラマを繰り広げます。
対立、裏切り、許し、兄弟の絆、新たな命の誕生。

ゾンビものではありますが、ゾンビと戦うことよりもむしろ
こういった人間関係を描くことに主軸が置かれています。
ゾンビものだからって敬遠するのはもったいない！のです。

個性的な登場人物たちがカッコいい！

さすがにHEROESほどではありませんが、登場人物もなかなか個性的。
主人公リックも、濃い脇役たちの中にあっては
ただの悩める中年オヤジになってしまいます。

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中でも人気が高いのはN・リーダス演じるダリル。
ちょっと短気で荒っぽい性格ながら、情に厚い。
カッコよくなった映画版ジャイアン、って感じでしょうか。
しかも、他のメンバーが銃で戦う中、彼の武器はボウガン。
移動するときは一人だけチョッパーのバイク。渋すぎる！

個性的といえば、日本刀の使い手、ミショーンも外せません。
座頭市もびっくりの腕前で、ウォーカーの頭を
包丁のTVショッピング番組のごとく、すぱすぱスライスしていきます。
しかもウォーカーを2人、手下に連れていて
自分の過去についてはあまり語らない、影のある女性。
その過去については、シーズン4で明らかになる…はず。

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